- 06/28 すれ違いざまに「生レバーたべたい」って言われた
- 06/27 まつげが長い男性はだいたい「らくだ」と呼んでいる
- 06/26 トイレで仮眠族
- 06/25 好きな食べ物にアメリカンチェリーを挙げると不安な顔をされる
- 06/18 「元気」って名前の人はきっと元気じゃない日も元気だと思われて可哀想だね
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◆卒業。
忙しい一日。
◆朝、馬場からタクシーで新宿に行く。
化粧、合わずに顔が腫れる。(私は基本的にオカマ以外の男性に化粧されるのが嫌いだ。)
写真館で写真を撮って、吉兆で懐石をいただく。
「おめでとうございます。」と、お赤飯のサービス。
嬉しい。こういうのがおもてなし。よい心遣い。
◆タクシーで四ッ谷に向かう。
学位をもらう。
学科の救世主、キノシタさんの挨拶が心にひびく。
「年を重ねるとあまり感じなくなるです。嬉しいとか、悲しいとかいう感情がでてこない。
若いうちは悲しいことがあるとすごく落ち込んだのに。」
だから若いうちの感情を、大切にしてください、と彼女は言った。
◆タクシーで新宿、着替えてタクシーで青山。
幹事なのに遅れた。
黒いレースのグローブを、クラッチに付いたラインストーンにひっかけながら、人の輪をまわる。
好きな先生が、近くにお住まいだということが発覚。
一人にしか喋ってないのに、先生方はなぜか私の進路をご存知だった。
◆9時に撤退。タクシーでヒルズ。
ガールズトーク。コスモポリタン。
過去と将来の話を少々して、シンデレラ帰宅。
駅からタクシー。
車屋さん、大繁盛。
◆スピーチである先生が、いいことがあった日や、ずっと一緒にいたいと思う人が沢山いる場から帰宅するときは、来た時と同じ道を通って帰るのだと教えてくれた。
それは葬式の帰り道に来た道を帰らないということの、逆の理屈である。
◆卒業式の一日は、あっという間に過ぎてしまった。
それはまるで私が大学で過ごした4年間のようで、楽しくも儚くもあった。
すべてが意味のある、ものだった。
出会った人たちは、酸素みたいに必要な人たち。
火がついたり、水になったりもした。
でも、永遠に失えない人たちだった。
窓を流れるネオンを眺めていたら、ほんのすこしだけ、ファンデーションが溶けて流れた。
「次の交差点、右折でお願いします。」
◆東京のタクシーは、意外に同じ道を通っている。
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